何度も書いているけれど、Barは楽しい。
私のために1杯のお酒を丁寧に調合してくれる。
そして、何といってもあの少し薄暗く、少しひんやりとしたような空気感というか、お酒以外に空間と、時間とが価値となっていると思っている。
会社のそばにあるBar Oseanは東京駅からすぐそば、雑居ビルの地下1階にある。
ボトルが並べられている棚の他に、飲み物のメニューは壁に掛かっている黒板のみ。(そう思っているだけかも知れないが)
季節の果物をや、果物を漬け込んだ独自のリキュールを使ったカクテルを提供してくれる。
今回頼んだのはこの1杯。
タンブラーの縁に少し粗い塩が施され、なみなみと注がれた少し黄色みがかったこのカクテル。一見、ソルティドッグである。
タンブラーの縁の塩は、精製塩だと綺麗にデコレーションされるが、塩加減がビビッドであったり、お酒と合わせるためには色々と考える必要が出てくる。塩の粒の大きさによっても、感じ方が変わるので、見た目と味のバランスのこだわりどころだろう。
さて今晩のメニューはと、バーテンダーに相談したところ、桜餅ドッグがお薦めとのこと。
桜餅ドッグ?
ソルティドッグのような感じで都の説明であったが、タンブラーの中に牛皮や、桜の葉の塩漬けが入っていることを想像し、グラスが提供されるのを待つ。
すると上の様な、まさにソルティドッグの様な1杯が。
なんだこれ?
と思いつつ、1口口を付けると。
うわっ、、、桜餅の香りだ!!!
え、どこから桜餅の香りが???
レシピを聞いてみると、ベースはウォッカ。それも、ズブロッカを使っているという。下の写真のボトルの真ん中に1本棒のようなものが入っているのが見えるが、それがズブロッカ草である。商品の販売段階から、ウォッカにズブロッカ草がつけ込まれて販売されている。
私が記憶しているズブロッカのボトルからすると、見た目良くなっているなあ。
東京出張に要らしたとき、電車を待つ時間があれば、是非足を運んでみてください。気さくな若いマスターが、様々な注文に応えてくれるはずです(*^O^*)