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地方創生 Wedge 2月号

今の仕事に変わって、様々な行政の仕事、言葉に触れることが多く、まるで技術者が使う専門用語のように、様々な言葉が使われています。

その中の一つに「地方創生」がある。

創生とは、何かを作り出すという意味合いの言葉であり、地方を作り出すということは何を意味するのだろうかと思うのである。そういえば、30年ほど前に、ふるさと創生というかけ声のもと、各地域に1億円を配付した時代もありましたね。

数年前に発行された、経済書に書かれてあるように、人口統計、人口動態から考えると、大都市に人口は集中することは低いところに水が流れるごとく当然のように起こる現象のようである。
それに抗うには、申し訳ないが地域の産業を少し良くしたところで、マクロ的な視点からすると、抗えないのである。
もし、自分が地方に住んでいたとして、大都市で何かをしたい、又は何かの憧れが合った場合、仕事が多くあり引く手あまたの大都市出る事は簡単にできてしまう。逆に、地方に留めておくための力があるのかというと、残念ながらそれはないだろうとしか思えない。

大都市では仕事が多いおから、仕事上の経験を多く積むことが出来る。よって、Wedgeに書かれていたが、地方のコンサルティングの仕事が、東京に事務所がある会社が請け負う事になり、地域の所得となるべき仕事が、単価の高い東京の仕事となってしまっていることは、よく目にすることであり、何をやっているんだかと思ってしままう。
現在東京で、地域の仕事をしている私としても、その矛盾点を解決するためにも、本当は渡してはいけないのかもしれないが、ノウハウはできるだけ顧客に渡すようにしたり、顧客に考えてもらう様にしている。そうしなければ、継続的に東京にお金を落とすしかないのである。

子育てもあと2年で無事終了する予定が見えてくると、その後別の生活パターンを組む事が出来ないかと考えることがある。

サラリーマンには定年があるが、地方のサラリーマンではない方には定年がない事が多い。人生死ぬまで現役。老害とならぬように、何かの仕事に関われ、役に立てるようにしていきたい。

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