この3月に移転して、栽培面積を広げられた、PASONAグループさんの、本社にお邪魔した。
壁面をバラがつたい、入口にはリンゴが栽培されている。果たしてこのリンゴ、色づくころまで木になっているだろうか。
見学側の入口を入ると、稲、そう田んぼがある。
そして、オフィス側から入ると、四季折々に変えるという花壇が。今は、色とりどりのバラが咲いている。
その後ろには、室内でレタスを栽培している。さすがにここには入れてもらえなかったが、社員食堂をまかなっているという。
が、2階の商談スペースには、さわれるレタスの棚があった。
さすがに、人間に合わせた空調では、徒長気味に生育している。ビルの中では、働く他人の熱気を使って、上層階で暖かいところが好きな作物の栽培がいいかもしれない。ただし、冬場の夜温が下がることには対策が必要だ。
その他、トマト、スプラウトなど、栽培品目は、数多くあった。
東京のど真ん中のビルの中で、農作物を栽培することについては、賛否両論あるだろう。私としては、この取り組みを一般に公開しているということから、いいことだと思っている。
植物を屋内で育てることは、現時点でエネルギー効率はかなり悪い。お天道様な力を借りた方が、よっぽど良い。それは、わかり切ったことであり、それだけお天道様が偉大だということだ。
しかし、技術開発には、実験が必要であり、田畑を知らない子供達に、少しでも知ってもらうことができる。
以前の本社ビルからすると、格段に畑が拡張されており、驚かされた。
一般の人にも公開されているので、タイミングの合う方は、農業をアピールするということについて考えるためにも、見せていただいて損はないと思う。
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