驚きの事実がこの本に
驚きの事実を知ることとなったが、オリンピック・パラリンピックを中止せよとは思ってはいない。改善してもらう必要があり、必要に迫られてきている事実が見て取れる。オリンピック・パラリンピックの開催については、最後に提案として書かせて頂いた。
2020年に開催される予定であった、東京オリンピックは今年2021年に延期され、開催準備のまっただ中である。
このオリンピック・パラリンピックに僅かながらにも係わったのは、数年前に農水省内でオリンピック・パラリンピック向けの農産物を確保するためのワーキンググループに招かれたときだ。
数回にわたって開催され、オリンピック・パラリンピックに食材を提供するためには様々なルールがあることを知った。
その中には、当然ながら食の安全を担保する為のルールもあったが、何よりも驚いたのオリンピック・パラリンピックのスポンサーを最優先に採用するというルールである。
スポンサーは広告を行う為に、スポンサーとして広告料を支払い、様々な場所で広告掲載が行われる。それがスポンサーであるはずが、そのスポンサーの商品を優先して購入する必要があるというのは、事業を行う上で効率的ではない。いくつもの候補の中から、そのスポンサーの商品、またはサービスがコストパフォーマンスにも優れているのであればともかく、すでに時代遅れの者であったり、コストパフォーマンスが悪ければ、運営側に何のメリットもない。
スポンサー側は、スポンサー料で広告を掲載し、さらには自らの商品、またはサービスを提供することで、売上と利益をえる。
運営側は費用対効果で合わない商品、またはサービスを利用することになり、大会運営コストは高く付くことになる。
?どうなってんだ
オリンピック・パラリンピック開催への提案
とはいうものの、今からオリンピック・パラリンピックを中止は国内の多くの事業者へダメージを与えることになるだろうから、中止して欲しいとは思わないが、無観客で行う様にして欲しいと考える。
以前ブログにも書いたが、会場への入場者数を減らすことで、感染者数の拡大を防ぐ。報道についても同じで、エリア5Gを利用し、ネット配信を利用することで、全ての選手の活躍している姿を流し続けてはどうだろうか。何も編集されていないので、見ている方は観客席にいる感じになるだろう。
報道陣も増えることで感染の確率が高まり、報道が止まっていますことは、5月にカルガリーで開催されたカーリング女子の世界大会を見れば分かる。テレビ中継スタッフに陽性反応者が多数発見され、中継スタッフ全てを入れ替えるという騒ぎとなった。その間、中継が行われなかったのである。
ピンチはチャンスととらえ、新しい放送の仕組みに挑戦してみるのは面白いと思う。