夜だからBarの話をしよう Hidetaka Morisaki 4年前 子供の頃に大人への憧れとして、サイドボードというんでしょうか、普段使わない洋食器と共に、ウイスキーや、ブランデーが仕舞われていた様子を見て育ったためか、洋酒に憧れを持ち、学生時代にはバーテンダーのまねごとを経験させて頂き、その時に一緒に仕事をした中間が、ほぼ30年ぶりに急につながり出し驚いています。それはともかく、COVID-19により大好きなBarもしばらく閉めざるを得ず、最近ようやく再開したというのが現状ですが、Barは普段からお客さんがわんさかわんさか賑わうように場所ではないのですが、かなり客数が少ないようです。個人的には、そんな雰囲気は好きなのですが、これではお店を継続してもらえません。この前、前職で一緒に仕事をしていた中間と、Barの本拠地と行っても言い、銀座のBarにお邪魔させて頂きました。まだお店を開いて数年の若いBarですが、それまでに幾つものBarで経験を積まれたマスターが経営をなさっています。個々のお店の特徴は、アルコール度数96%のお酒なのか、消毒液なのか?と思えるウォッカに様々な材料をつけ込んだお酒で紡ぎ出すカクテル。でも、私が注文したのは、日本酒を利用したカクテル。ここのところ、日本酒について色々調べていくと、女性が日本酒を呑むようになっているという記事もあるんだけれど、全般的に見るとそうではないなあと思い。日本酒をそのまま頂くのは好きなんですが、アルコールがそれほど強くなく、楽しく、おいしく呑みたいと思う女性になった気分で、どんなアレンジが出来るのだろうと思い、注文をさせて頂いた。どうも、めちゃぶりだったらしい。日本酒の在庫がなく、外の倉庫(酒販店)にに行ってもらうこととなった。グラスに注がれた2つのカクテルは、見た目は勿論美しく(男2人には似つかわしくない作品であった)、蒸し暑い中でもさわやかに飲み薦めることが出来る、低アルコールのカクテルが仕上がった。今回は、かなりスマートな味の日本酒を使ってのカクテルであったが、かなり癖の強い日本酒を利用して、驚くようなカクテルが出来ると、世界中のバーにその日本酒が置かれれば、これほど素晴らしいことはないと、酔っ払いながら思ったのであった。今回無茶を聞いてくれたのは、このお店。Bar na Doussei東京都中央区銀座8-7-19 イケドビル3F 共有: