実はまだ富岳は100%完成していないのだが、そんなことを言っていられない、その富岳が昨年4月頃からcovid-19対策として、様々なシミュレーションを行っている。
今回はその中で、マスク、マウスシールド、フェイスシールドについて見てみよう。以下をクリックすると、マスクの種類による飛沫の拡散と、空気を吸い込むときに飛沫を吸い込む割合を見ることが出来ます。
大雑把にまとめると、飛沫を出す方については不織布は息苦しいが防御性が高い、最近流行のウレタンタイプは行橋や水分防御性が低い、布はその中間。その逆の吸い込む方についても、大体同じような感じです。
いずれにせよ、マスクは効果があることが分かります。
しかしながら、マスクを装着しないでフェイスシールド、マウスシールドだけを装着しているパターンは、飛沫をまき散らす、飛沫から身を守ることにも効果が無いことが分かります。
2020年10月13日 記者勉強会 オンラインスライド(動画付き)
その他にも、以下理研のHPに情報がまとめられていますので、こちらをご覧頂ければ、詳しい情報を入手頂くことができます。
防御する素材だけでは無く、湿度による影響も十分に考えることが出来ます。報告書に湿度について書かれている部分もありますが、全ての状態について湿度のパラメーターを煎れているわけではありません。しかし、湿度が高まると飛散する範囲が狭まることが分かります。冬は湿度が低くなりがちです。できるだけ湿度を高めるように、加湿器などで水分を室内に供給することも完全防止に役立つと思われます。