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ほぼ、毎日食べているであろう、ご飯。前回は生産量の推移を見てきましたので、今回は消費量の推移を追っていきたいと思います。
単純にものの出入りを見ていくと、いろいろなことが分かってきます。今回は、出を消費、入りを生産・輸入として考えていきたいと思います。
以下のグラフでは、お米の生産量、小麦の生産量・輸入量、そしてそれらの消費量の推移を示しています。
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グラフを見ると、米の出である消費は1962年の約130kg/年を境に下がりはじめ、最近ではその頃の半分以下の61kg/年(2014年)にまでなっている事が読み取れます。それに対し、入りの生産量は、1967年の14,453千tを境に下がっては来ていますが、出である消費ほど下がっていないように見て取れます。
それに対して小麦は順調に出である消費量を伸ばし、42.1kg/年(2014年)となっています。1962年の34.2kg/年から考えると、123%と増加しています。それに対して、入りの生産・輸入は167%と増加しています。
ありゃりゃ、いずれも出入りで多きなギャップが出ていますね。次回は、それらのギャップを紐解いていきたいと思います。