相撲の聖地、両国国技館のすぐそば、隅田北斎美術館に葛飾北斎の美術品が常設展示されていると共に、池袋の西部百貨店でも明日2020年1月6日(月)まで「[7階催事場]北斎展[HOKUSAI]北斎が見た東京」が開催されている。
今回は、領国の核しか北斎美術館を訪ねた。
しかしながら、このような美術館に訪問する度に、自分の無知さと、これまでに訪問してきた場所に係わる品々が多い事に驚く。小布施といえば栗の産地であり、調理用のりんご、サクランボの生産にかなり以前から取り組んでいる地域である。
その地域の祭りの櫓の天井の大きな絵を、北斎が描いていたとは、この絵を見るまで全く知らなかった。
葛飾北斎で知っていたことと言えば、富士山と、波の絵が多いと言うことであろう。ましてや、あの時代に80歳まで絵を描き続ける一生を送ったと言うことなど、想像だにしなかった。
展示の中でも驚いたのは、現在ネットでフリーイラストとして配布されているような、様々な人、作業、ものの様子を書き出した冊子を作成なさっていたことや、動物を○を連ねて書くことでイメージを掴む余蘊している事など、統計だった知識として絵画を作りあげていっていたことである。
それほど大きな会場ではないので、東京意外にお住まいの方でも、東京にお越しの時に、さっと立ち寄られてはいかがだろうか。