子供の頃、年代によって多少違うだろうが、駄菓子屋で30円ほどで売られていた、ポリスチレンの入れ物に入った円筒状のアイスキャンディーを覚えているだろうか。地域によって、チューチュー、チューベットなどと呼ばれていると思う。
先の細くとんがった部分を、丁寧にすればはさみで、すぐに食べたければ歯でかみちぎって、両手で溶かしながら冷たさを感じながら食べたものだ。
それらの商品は、現在でも幾つかの味漬けされた物が、スーパーなどで格安で販売されている。
で、今回紹介するのは、その大人版とも言える、果汁たっぷりで作られた、形も洗練されたも商品だ。
南国の果物を使い、それらがピューレ状でこの小さいパックに詰め込まれている。
それが5本!
確か500円くらいだったかなあ。
食べ方は色々あるようで、チューチューの様に凍らせて食べるのも良し、ピューレとしてソーダの中に入れるのも良し、チューハイの甘味として利用するなど、使い勝手は様々なようだ。
この商品の目の付け所は素晴らしい。全く日本産は無く、全て化工原材料となる果物を利用しており、それぞれの果物がピューレ状の物を混ぜ合わせて製造している。さらに、ピーチ、マンゴーが商品名なのに、原材料の重量順位の第2位はパイナップルである。商品名には、パイナップルは入っていない!!!重量単価が安く、味も他の果物を邪魔しないパイナップルがベースとして使われているのだ。
ま、そういう工夫をしないと、この価格での販売は難しいだろうなあと思う商品である。当然、添加物も無し!
味はおいしいので、どこかで見かけたら購入をお勧めする。