農業と聞くと、3K、耕作法機、後継者不足、などなど、暗いイメージを浮かべるのに事欠かないが、人が生きていくためには、欠かせない産業である。そのことは、物あまりの中で育った私たちには、冷静に考えないと分からない事でもあるかもしれない。
しかし、それらの現状は、もう後何年かで抜き差しならないところまで来ているのでは無いかと、最近のメディアが騒ぎ立てたててはいるが、生産者の年齢があがつていく以外には、世の中が変わるまでの変化には至っていない。
その中で、山梨県甲府市の若き生産者が、今後の農業界の礎を築こうと取り組み、昨年末ついにカフェをオープンさせた。
農場の訪問時、ランチを頂きに寄せていただいた。
はじめに、非常に薄い出汁に、それぞれの野菜の持ち味を引き出したスープが出され、これからランチを楽しむための準備運動が整う。
私が注文したのは、サンドイッチプレート。丸いパンをくりぬいた中に、色とりどりの野菜と、少しの肉が入っており、蓋をして食べることで、サンドイッチになる。パンもしっかりとした風味もあり、充実した食べ応えがあった。
今回案内いただいた、サラダボウルの田中進社長。整然と整理された農業資材置き場を案内してもらっているときの1枚。
そんな、田中社長が執筆した本がこれだ。帰りにいただいたので、早速読んで、ブクログにもレポートを載せたいと思う。注目は、この本の帯だ!書店で、確認してもらいたい。
ぼくらは農業で幸せに生きる/田中 進
¥1,470
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今日1日、大勢で押しかけ、お世話になりました。サラダボウルの皆さん、ありがとうございました。