農業

食糧争奪をローカルで見てみるると、こんな感じ。打開策は無い?いや、挑戦中

食糧問題、食糧争奪などと言う言葉をよく目にするようになってきた。Googleでそれらの文言を検索すると、食糧問題が8百25万件、食糧争奪が18万件ヒットした。

最近になって急浮上しているように思われるが、食品業界というよりも、国を維持するためには食糧政策は一番要だ思う。

日本では食糧の輸入に目が行きがちであり、国内生産を高めれば良いと言う意見も出てきているが、では国内生産を高めるため作物の肥料はどうかというとほぼ輸入である。さて困った物だ。輸入が0になることはないが、効率的な食糧確保が今後の大きな課題となると考えている。

と、グローバルなことはここまで、ローカルな食糧問題、食糧争奪を見てみると数字よりリアルな世界が見えてくる。

農作物の取り合いが、国同士では無く、人同士の戦いから人対動物との戦いとなる。

電気柵、通称「電柵(でんさく)」という言葉は聞いたことがあるだろうか。畑の周りに高圧線を張り巡らせ、電線に触れると感電する仕掛けである。

それでも防御できないところは、しっかりと柵で囲むこととなる。

壁面を柵で囲むだけでは上から入られるとなると、上面にも対策が必要となる。今年とうもろこしを栽培した畑には25mプール2面ほどの防鳥ネットを張ったが、猿が入ってくる様な場所になるとさらに対策が必要になる。

で、どうなるかというと、こうなる。

しっかりした金網の中で里芋が栽培されている。中で人が作業をしていると、人が展示されている動物園のように見えてしまう。

続いて動物も大好きなさつまいもの畑。

そして、この畑はどのような理由だろうか、もう栽培はされていないようだ。

悩ましい限りだ。

獣害対策グッズは様々あれど、そこそこ値段はする。それに私は動物たちを捕まえたいわけではなく、畑に入って欲しくないだけなのだ。

そこで、持ち合わせている知識を利用して、獣害対策装置の試験を繰り返している最中だ。動物に築かれること無く、驚かせてもう2度と来ないようにする事を目指している。

今のところ、落花生をめがけてやってきていた烏は来なくなったようだ。

開発用に様々部品を取り寄せ、食卓とPC を置いている机の上が大変な状態となっている。

・初期段階は目視できる範囲で、動物に気づかれずに脅かす仕組みを構築する
・目視できないエリアに監視カメラを設置することで、上記と同じ体制を構築する
・監視装置と脅かす仕組みを連動させることで自動化させる

文字にすると簡単なんだけれど、動物たちは必死で食糧争奪を仕掛けてくるので、そう簡単では無いが着実に成果を出していきたい。

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