果物を使った大福として思い浮かぶのは、今から40年前には販売されていたとおもわれる「いちご大福」である。1970年代半ばには販売されていた様なので、もう半世紀の歴史を持つ。
苺大福は全国各地で見るようになったが、これは中々お目に掛かることは無い。
なぜなら、苺は全国で栽培が可能で、1個あたりの単価が高く、流通させても割に合うが、これは栽培するには気温の関係で北限があり、寒い地域では栽培できないし、単価も結果して高くないため、移動もさせにくい。このような小さいサイズはなおのことである。
それらを逆手にとって作られているのが、この「契約農家みかん 完熟大福」である。ま、大きく見える文字は、「完熟大福」である。

しっかりした集めのパッケージに包まれた大福のパッケージを開けると、薄皮の大福が現れる。
皮に包丁を入れ、一刀両断にすると。

苺と違って、タイトルから読み取ると、完熟みかんの皮を剥き、想像するに食感を邪魔するであろう、筋を取り除き、そのまま口に彫り込んでも美味しいみかんを、大福のやわらかい皮で包むのだろう。
パッケージの受けとなっているキラキラしたセロファンも、この大福が輝かしい物であることを演出してくれている。
あえてパッケージには金をかけず簡素にしつつも、中身でしっかり作り手の思いを伝えてくるこの商品、唸ってしまう。

パッケージがなされ、冷蔵で流通されているにもかかわらず、本日購入して、消費期限は明後日まで。それだけジューシーで、美味しいと言うことの裏付けだろう。
この商品は、今日新丸ビル地下1Fの、日本の御馳走「えん」で買い求めました。