グァバジュース
マーケティング

まずは、皆に知ってもらうこと。

みなさん、グァバってご存じでしょうか。
何か、聞いたことがある様な、無いような、、、
そんなことないでしょうか。

それは、前の仕事で扱わせていただいていた、有機JAS、特別栽培農産物と言われる農産物もそんな感じだなあと、思っていました。

10年ほど前に、農林水産省から有機JAS規格の見直し委員を依頼され、何度か打合せに参加させて頂きました。大先輩ばかりの中で、アラフォーの私は鼻水小僧。大先輩の話は、私のグループはこんな栽培が出来るから、このルールで良いなど、販売を生業としていた私からすると、ちょっと待ってください!と言葉を発していました。マーケットで認知されておらず、1%のマーケットシェアもない有機JASという規格を、さらに縛って誰の目にも触れさせない方向性はおかしいのではないか、少なくとも1%を目指す方向で、どのような規格にすべきなのか、商売も合わせて考えましょうよ。まずもって、我々が取り組んでいることは悪いことではなく、良いことをしているはずなのに、重箱の隅をつつくようなことで互いの揚げ足を取っているようにしか見えない。などなど。ということで、次回から余韻で頂けなくなりましたが。

それから10年経ち、いつの間にか1%を目指そうというスローガンが上がり、今年に入り、おーっという目標が掲げられ、ようやく動き出すのかなあと思っているところです。

話を元に戻させていただきます。

高知県で国産のグァバを、それもオーガニック(有機JAS)で、農福連携で生産なさっている友人がいる。はじめてフレッシュなグァバを手に取ったのは、銀座のバーで丁度この間の週刊ダイヤモンド「儲かる農業」で農家が選ぶ「未来の農家」ラインキングNo.1の方と飲んでいるとき、「森崎さん、この果物知っている?これ有機JASだよ。」と手渡されたのがはじめてだった。
その場でカクテルを作っていただき、何とも言えぬ南国の心地よい香りを愉しませていただき、フレッシュの果実1個を持って帰られていただいた。
その後しばらくして、生産農家の方に会う機会があり、現地の畑にもお邪魔することが出来た。

グァバジュース

でも、グァバの認知度って低いと思うんですよねえ。
そんな中、成城石井でこんなジューズが販売されていました。グァバのネクター!
ネクターと聞くと不二家ネクターのももを思い出す方が多いと思いますが、ネクターとは果物をすりつぶしてジュースにする製造方法なので、ももだけではないんですね。
グァバのマーケットを広げるためには、フレッシュは変えなければ、グァバのジュースを買おう!
ということで、購入。
200円しなかったと思います。

グァバジュース

中身はこんな感じ。フレッシュに比べると流石に香りは抑え気味ですが、それでも楽しいひとときを楽しめました。
グァバは実だけではなく、葉っぱをお茶にすると様々な機能性があることが分かっていますので、こちらもご覧ください。

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