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ジャーナリスト池上彰と考える、そうだったのか!

食生活ジャーナリストの会が主催する、

「ジャーナリスト池上彰と考える、そうだったのか!キューバと北朝鮮の農業」

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(この写真の画質が悪いのは、iPoneで会場最前列の左位置から、スクリーンに映し出された映像を撮影した、思いっきり歪んだ画像を、アプリのDocScanerで強引に、長方形に修正したためです。それにしては、きれいになっているなあと思う。)

と題する講演会に参加してきた。キューバは有機農業大国といわれ、以前から興味があり、本を読んだり、実際に行った事のある同僚に話を聞いたりもした事はあるのだが、まだものたりなく行ってみたい国の一つである。その国について、いつもすごく分かりやすい解説をする池上さんが講演をすると聞いて、行ってみることにしたのだ。

ecotのブログ-20100124 池上彰

 池上彰さんと言えば、元NHKのアナウンサーで、週刊こどもニュースなどで有名である。私も、昨年同僚に勧められ、「わかりやすく(伝える)技術」という、池上さんの著書を読んだ。TVだけでなく、本も非常にわかりやすく書かれてあった。この本については、私のブクログにコメントをのエントリーしてあるので、興味ある方はそちらをご覧いただきたい。

  こんなに間近で、テレビに出ている人を、なんてことを言うと、お上りさんみたいであるが、仕事で有名な方とお話をさせていただくこともあるのだが、そこで感じるのは、皆生きている人間なのである、空を飛べるとか突拍子もない人に会った試しはない。しかし、池上さんの語り口調、姿勢などは聞くものを引きつけ、大変勉強になりました。

 講演の中身は、池上さんが北朝鮮、そしてキューバを訪れたことを元に、そこで知り、感じた生の情報を話してもらうもので、これが本ではあり得ない情報なのです。だからこそ、講演会に足を運ぼうと思うのです。

 北朝鮮の国の成り立ちは、私は初めて知ることで、衝撃でした。キューバについては、すでに知っている情報も多かったのですが、カストロ引退後の体制が、アメリカ合衆国オバマ大統領のとの兼ね合いで、いい方向に向かっていくのではないかというところなど、本では分からない情報であり、そうなれば農業政策はどのようになっていくのだろうかと、新たな疑問がわいてきた。やはり、一度行ってみたい国であることに変わりはない。

 医療先進国でありながら、食糧は自分たちで栽培しなければならないというアンバランスな国キューバ。昨年からの情報では治安が少し悪くなってきているようだが、一度行ってみたい。

 今日の場を提供していただいた、食生活ジャーナリストの会の皆さん、楽しい講演を聴かせていただいた、池上彰さん、ありがとうございました。


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