2月1日は私にとって、新しい仕事の始まりの日である。
前職の初出勤も阪神淡路大震災の直後の1995年2月1日。そして今勤めるベンチャーも2月1日から勤務を開始している。
今回の勤めは、会社の創業から係わっている。
設立当時私を含め3名で、現在も3名であるが、設立当時のメンバーで残っているのは私だけだ。
会社の看板があるから仕事がある、それはよく言ったものだと思うけれど、飛び出してみて分かったのは、会社という枠から飛び出そうとしている人が大勢いること、そして地方の方が飛び出して言っている人が多いこと。もしかしたら、飛び出した人との出会いの方が多いので、その様に感じるのかも知れないが。
ベンチャーに転職したからこそ、久しぶりに味わえた、何でもやんなきゃいけない感!前職、本社勤務時代でも範疇以外の事もやっていると思っていたが、手広く何でもやっていたのは、地方勤務の時である。流石に管理本部の仕事まではしなかったが、何でもしていた。そんな経験では無くて、実体験、日々の仕事がそうなった。それには、過去の経験が大いに役立った。まさに、
若いうちは苦労は買ってでもしろ
である。
自分達でシステム構築を行ってきたことから、外部のシステム会社へ開発を発注してシステム開発を行う経験で、システム開発を発注すると言うことは、こんなに面倒で、後々こんなにお金が掛かるのかという経験、データ分析でEXCE、ACCESSを駆使してきた経験、農業、加工品の生産現場で行われている工程管理を見る経験、どれも役に立った。経理については、売上報告だけで良かったのが、資金繰りまで考えることとなり、どのようにEXCELを駆使すれば良いのか悩まされた。
そんなこんながあったが、3月末でこれまで提供してきた1つのサービスをクローズする発表を行った。その前に、クローズしたサービスもある。その方が、個人的には堪えたなあ。
まだ3年。
これからも、最初に描いた、中小企業の力になれるように、働いて行きたいと思います。