機械の設計は、基本的に機能性が考えられ、デザインも合わせて組み込まれていく。まさに、このトラクターのキャビンがそのものであろう。
さて、どんな作業をするトラクターなのか?
台形型になっている事から考えると、上に気を遣う作物である。そういえば、私有地だから問題無いとは言え、ブドウ畑など棚がある栽培をしている畑の中を走ることが出来る様に、屋根を切り取った軽トラックを見たことがある。オープンカーと言えば、そうなのだが、安全制は???ではなく、危険である。
で、このトラクターはというと、
この地域で栽培されている。(下の写真はズームアップしてみてもらう方がよいかなあ)
この作物。
この苦みが、うーん、うまい!!!と、シュワシュワと相まって、あの味を出してくれているんですね。そう、ホップ。
岩手県遠野ではホップ栽培が盛んで、今では最盛期の半分ほどまで減ってきていますが、機械を導入する事による大規模化で生産効率を上げることが出来る取組をはじめていらっしゃいます。
海外と比べると、まだまだ単位面積あたりの収穫量は少ないとのことでしたが、何時の日か海外に引けを取らず、品質が良いホップが出来る様に思います。
ここにも、新たな産業としての農業が育ちつつあることを感じました。