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国土がよく似た3カ国を比較してみる

前回の投稿で日本の耕作面積は、その他の国々と比較すると、3〜4分の1国土に対して小さいことが分かりました。
そこで、今回はいろいろと比較するために、前回抽出した国々から、日本の国土に似通った、ドイツ、イタリアに絞って考えてみたいと思います。
この3カ国の面積を見てみると、以下の通りになります。
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国土面積は日本が一番大きいのですが、国土のほとんどが農業関係ではない日本と比較すると、ドイツ、イタリアは国土の約半分が農耕地になっていることが分かります。構成比をわかりやすくするために、もう一つグラフを追加します。
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面積の構成比で見ると、明らかに農耕地として利用される面積が違うことが分かります。ドイツ、イタリアについては、国土の45%が農耕地になっていることになっています。それに対して、日本は僅か12%です。
日本では、この面積の中で、お米、野菜、果樹を栽培しています。お米については、1970年頃から始まった減反政策から考えても、この面積でお米は足りていることになっています。(お米については、後にもう一度書くようにします)
食糧は最終的に人が食べることを前提で栽培されているわけですから、それぞれの国の人口、そして、1人当たりの国土面積、農耕地面積を見てみます。
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このように見てみると、日本の人口は他の2カ国と比較してかなり多く、国土は若干狭く、農耕地については、かなり狭いことが分かります。
少しずつですが、日本の農業の概要が見えてきたような気がします。
 
※この頁で使用している数値は、農水省のHPに掲載されている数値を利用させて頂いています。詳しくは、海外農業情報をご覧ください。人口については、Wikipediaの国の人口順リストを利用させて頂きました。

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