学び

湯の峰温泉 湯筒調理を科学する 第1回

和歌山県田辺市本宮町にある、日本最古の温泉とされる湯の峰温泉。

Screenshot of www.hongu.jp


観光客はここの湯筒で温泉卵を作り、地元の方は卵以外にも、里芋、さつまいも、里芋などの野菜も湯がいたりなさっています。私も、毎週さつまいもは湯がいています。
さらに、友人から調理が出来んじゃないのといわれ、なるほどと思い、調理に取り組んでいるのですが、当然ながら美味しく、安全に調理したい。
というわけで、ここでのローストビーフ調理は3回目となるので、今回は温度計測を行おうという試みです。

今回利用したのは、T&DのおんどとりTR-52i。本体から温度計測センサーが伸びる機種です。ご多分に漏れず半導体不足の折、在庫が不足しているようで販売店によってかなり値段が違ってきますので、ご購入の際は調べてからご購入なさってください。

TR-52i 2台を、1本を肉の中に、1本を直接温泉の温度が計測出来るようにと設定して、調理時間を11分として、湯筒の中へどぼん。

肉に刺すセンサーは、ジッパー式パッケージの開口部分の端から差し込みましたが、開口部分を全て締めていると問題無いのですが、少し空いた状態になるのでその状態だと、熱で変形して全体的に開いてしまうようで、次回別の方法を考える必要があります。結果が、以下の通り。

右端でぐーんと温度が下がっているのは、水を掛けたためです。

温泉の温度はだいたい85度前後でした。今後も継続して調べていくことで、温泉の温度変化も見えてくるかも知れません。

今回は課題点が見えたので、今回のローストビーフを食べきったら、次回の実験に取り組もうと思います。合わせて、温泉卵の計測も行おうと考えています。

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