知らぬ間に4年使い続けているiPad Proのバッテリーの持ちが悪くなってきたので、バッテリー交換のためにAppleに本体を持ち込んだ。
iPhoneはバッテリーの状態を確認できるのだが、iPadは残念ながらユーザーが確認をすることが出来ないのだ。
そこで驚きの事実が分かった。
何と、私のiPad Proのバッテリーは最大充電容量が初期値を100とした場合、現在92で状態としては良好。バッテリー充電回数も300回と、4年使っている割りには優秀な使用の仕方だということが分かった。
そこで、バッテリーが急に減る原因を聞いてみると、一般的な答えであったが、Wi-Fiがとんでいない環境で、Wi-Fiをオンにしていると、電波を探すためにバッテリーが消耗されることや、アプリが起動していない状態でもGPSを利用しているアプリはバッテリーを使用することを伺った。
アプリがバックグラウンドでGPSを使用しないように設定は出来ているが、Wi-Fiの対策は行っていないので、その対策をしてみようと考えた。
さらに驚いたのは、バッテリーが弱っての交換であれば、1万3千円ほどであるが、現状の状態でバッテリー交換すると5万円弱の金額になるということだ。
そこで、昔使っていた自動化できるアプリをアプリを引っ張り出してきたが、どうもAppleの牙城に食い込むことができず、うまく動かない。
そんなとき、使ったことがないアプリがあることを思い出した。
「ショートカット」である。
何度か起動はしたことがあるが、何じゃこりゃ?と思い、起動した数だけ閉じてきた。
中を見ていくと、「オートメーション」という機能がある。これを使って見ようと言うことで、試してみました。
手順は以下の通り。
ショートカットのアイコンをタッチ、起動すると画面下に3つのアイコンが表示されます。その真ん中の、オートメーションをタッチ。
オートメーションの画面が開くと、右上の + マークをタッチすると、次の画面が開き、ここからが本番です!
ここでは、個人用オートメーションを作成をタッチ。
家を出たときに、Wi-Fiをオフにしたいので、画面中程下の出発をタッチ。
続いては、自宅の場所を選択しますので、場所の右にある選択をタッチします。
すると、地図から場所を選択できる画面が開きます。現在地からも選択できますし、住所を入力しての選択も出来ますので、どちらでも正確な位置を選べる方を利用します。
ここで記されている円は、この円を超えたり、この円に入ったりすることがトリガーになるという円です。円の最小は半径100mでした。最大は調べていません。
半径の設定方法は、中心点と円周部分を指でつまみ、広げたり、狭めたりが出来ました。
場所が決まったらこの画面が表示されますので、右上の次へ。
アクションを追加。円を超えたときにどのように作動させるかを選択していきます。今回はWi-Fiをオフです。
アクションを選択するときに、こんなに一杯選択肢がある!?と、戸惑われると思います。
ここは焦らず。
スクリプティングをタッチ。
さらに豊富な選択肢の下を見るようにして、スクロールアップし。
Wi-Fiを設定が出てきたら、Wi-Fiを設定をタッチ。
開いた画面で、Wi-Fiをオンにする、のオンをタッチし、オフに切り換えます。
そして、画面右上の次へをクリック。
画面右上の完了ボタンをタッチすれば、これで一丁上がりです。
パチパチパチ!!!
私は、家の住所で登録して先ほど家から歩いて確かめてきましたところ、設定したエリアにさしかかると、Wi-Fiを切り換えますか?とポップアップが上がった来ました。
子のと逆に、家に近づいてきたときにWi-Fiをオンにする仕組みも作成しました。これで、バッテリーが長持ちすると嬉しいですねえ。